淡い水彩のタッチで、筆を極力使わず図形を組み合わせるスタイルの創作が多くの人の心を引き付けている京都在住の画家・qp氏。
あるときテーブルに出された「喫茶店の水」の魅力に引き込まれ、数々の喫茶店を巡りその姿を収め続ける。その中で考えたこと、出会った人などにまつわるエッセイが合わさった、他に類を見ないフォトエッセイ。
京都の喫茶店を中心に、各地で出会った水と光のハーモニーが美麗なカラー写真で収載された、贅沢な一冊です。
--版元より--
「⽔」から⾒える、喫茶店の世界。
いつまでも眺めていたい。ーー柴崎友香(小説家)
水溶性の幸福な時間が、この本には流れている。ーー幅允孝(ブックディレクター)
著者がこれまで撮り溜めた400店以上の喫茶店の水の写真から85枚を厳選し、類書のないフォトエッセイが誕生しました。
透明感あふれるコップに入った水と、水を通して見るどこか懐かしい喫茶店の光景。誰もが知る有名な純喫茶や、新世代の喫茶店、ふらりと立ち寄った旅先の喫茶店まで、さまざまな喫茶店の水の写真を掲載。すでに閉店している喫茶店もあり、撮影当時の時間に引き込まれることでしょう。独特の感性による、喫茶店と人生をめぐるエッセイ25編も収録。
【著者】
qp (キューピー)
兵庫県出身。おもに画家として活動している。 近年の個展に「明るさ」(2020年)、「紙の上の音楽」(2021年)、「花の絵」(2023年)があり、それぞれ同名の作品集を出版している。
【書籍概要】
出版社 左右社
刊行日 2024/11/8
A5判変形 129ページ
装幀・装画/名久井直子